「実感の循環学校」第4回 獣害、林業から学ぶ

君津市からの事業を受託してコミュニティ清和が企画・運営する『実感の循環学校』の第4回を、2023年10月21日(土)に開催しました。

清和の暮らしとシゴトづくり実践事業「実感の循環学校」
https://seiwa-town.com/kurashitoshigoto/

空き家見学

今回は、前回空き家の利活用に関して講話いただいた開宅舎の高橋洋介さんのお話を受け、コミュニティ清和でこれから利活用が始まる清和の空き家の見学からスタートしました。

見学させて頂いた空き家は、大塚屋旅館様の目の前にあり、商店として地元の方に大切にされてきた場所です。鹿野山頂上という東京湾が眺望できる素敵なロケーションに加え、近隣には神野寺や自然を満喫できるサイクリングロードなど魅力に満ち溢れています。

空き家見学では「どんな風に活用できるか」見て触れてイメージを膨らませていると、いつの間にかみんなで軍手をつけ、本格的な片付けがスタートしていました。室内に飾られていた写真やポスター、商店として沢山の役割を果たしていた大切な物など、初めて知る清和の歴史や当時の情景が思い浮かびワクワクがとまりませんでした。気が付くと時間を忘れるほど没頭しており、空間の心地よさに惹きつけられていました。

地域の方とともに歴史を紡ぎ、空間としての役割だけではなく、人と人との交流が生まれる実感の循環を作っていきたいです。

林業・獣害をテーマとした松原圭司さんの講話

空き家の見学が終了後、前回の会場と同じ「フォレストパーティ峰山」に移動し、今回のゲスト松原さんの講話がスタート。冒頭で紹介してくださった、ご自身のキャリアのお話は、無人島生活などの珍しい内容が盛り沢山で思わず釘付けになってしまいました。

清和での取り組みをする中で、信頼関係を築きながら自分の役割や居場所を作っていくという流れを、実体験を交えお話ししてくださいました。偶然、キャンプ場内で見つけたという鹿の角については、成長するごとに生え変わるので自分で角を折るということを知りました。

最後にご自身の活動を通して大切にしてきたことは、これから私たちが活動していく中でもとても参考になる内容でした。色々なキャリアや得意とすることを持った人たちがつながることで、大きな可能性につながっていくのかなと実感しました。

循環学校で目指すゴールイメージに関する話し合い

循環学校メンバーの佐藤さんの紹介してくださった阪合部の動画や話を参考に、目指すゴールのイメージができてきたところで、何ができそうかそれぞれ話を煮詰めました。場所・もの・人をこれからどう循環させていくか、その循環を自分がどう楽しめるのか。そして、アイデアを出し合える仲間と一緒にどう形にしていけるのかワクワクが止まりません。

日時2023年10月21日(土)
活動場所フォレスパーティ峰山
主催君津市(市民生活部市民活動支援課)
運営コミュニティ清和

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