埼玉県草加市のまちづくりを視察!

5月24日、コミュニティ清和で埼玉県草加市へ視察に行きました。案内してくださったのは、草加市でシェアアトリエつなぐばを運営する、つなぐば家守舎の小嶋さん、松村さん。お二人は清和のマップ制作事業にも関わってくださっています。

まずは「シェアアトリエつなぐば」を見学させていただきました。1Fには子連れで働けるシェアアトリエと子どもスペースのカフェ。この子どもスペースは、お客様のお子さんやスタッフのお子さんなどが利用しており、その場にいるみんなで見守るということが根付いていました。2Fには託児室や美容室などがあり、多くの人が訪れ、交流できる場所となっていました。

また、近くには「さいかちどブンコ」という図書館があります。ここは、地域の方が箱を借りて、その中に自分の好きな本を並べて貸し出すという一箱本棚オーナー制の図書館で、みんなでまちづくりに参画していました。

その後は、草加駅周辺に移動しリノベーションスクール対象案件※の店舗などを見学させていただきました。
※市が見つけた空き物件を、スクール参加者が活用方法を検討し、大家さんにプレゼンするスクール。意向が一致すればその物件を活用することができる。

また、まちなかに突如現れたハウス「Chavi Pelto」ではオーダーメイドの有機野菜を育てており、収穫体験などを通して食育なども行っているとのことでした。

最後は「ミノリテラス草加」へ。ここは、東武鉄道の従業員住宅をリノベーションした賃貸住宅で、「人とつながる、地域とつながる、まちのリビング」をコンセプトにした住宅で、店舗や広場、コミュニティファームが併設されており、住む人たちのつながりが生まれる場であると感じました。

今回の視察ではたくさんの場所をご案内いただきましたが、どの場所も地域に根付いた活動をしており、まち全体でまちづくりをしている様子が伝わりました。

草加市と清和地域では環境も資源も異なりますが、草加市の先進的なまちづくりを学ぶことで、改めて清和の課題、そして気づかなかった清和の魅力やすでに持っていた資源に気づくことができました。

今回の視察で吸収したまちづくりに関するアイデアや知識を活かし、たくさんの人に愛されるマップを制作していきたいです。視察にご協力くださった皆様、ありがとうございました。

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