2023年10月23日（月）、秋晴れの空の下で『清和の魅力発信マップ作成事業』の「第２回 まちあるき」を実施しました。今回は、三島地区の二入、辻森、大岩を対象に「関わりしろ」のあるスポットを巡りました。
まずは、小堀さんが営む「小堀農園」を見学・取材させていただきました。小堀さんは自然薯組合の組合長として自然薯の栽培を行っており、清和の名品としてブランド化を叶えた、自然薯栽培の先駆者です。工夫を凝らした栽培方法やオリジナルの肥料作りから、ものづくりへのロマンと熱意をとても感じました。
また、小堀さんのおもてなしで「麦とろ汁」を振舞ってくださり、味・香り・粘り気に終始感動する一同でした。
２箇所目は清和唯一のガソリンスタンド「加戸屋」を親子で経営する伊藤さんにお話を伺いました。代々続いてきたガソリンスタンドを「自分の代で終わらせるわけにはいかない」という思いから３代目として継がれました。
ガソリンスタンドとしての機能だけでなく、配達の際におひとり世帯の高齢者と交流するなどといった地域の見守りも行っており、地域密着型の経営をされています。また、SNSにて清和の魅力を発信するなど、地域を盛り上げたいという思いに奮い立たされました。
最後に、宝性寺に展示されている「波の伊八」の彫刻作品について佐藤さんよりご説明いただきました。清和地区で発見された11点の彫刻作品は繊細ながらも迫力があり、つい見入ってしまいました。この貴重な作品は、多くの人に清和を知ってもらうための鍵となりそうな予感です。
また、昼食は風花さんの太巻き寿司弁当をみんなでいただきました。太巻き寿司は君津の郷土料理です。味はもちろんですが、目も楽しませてくれる美しいお料理です。
今回参加した清和出身のまちあるき参加者は、「清和の方の思いやこだわりを改めて知ることができた素敵な時間でした」と話しました。
この「まちあるき」は清和の魅力発信マップ作成に向けた調査活動として実施しています。これからも清和の魅力を探し、マップ制作を進めていきます。
| 日時 | 2023年10月23日（月） |
| 活動場所 | 二入、辻森、大岩 |
| 主催 | 君津市（市民生活部市民活動支援課） |
| 運営 | コミュニティ清和 |
