君津市から受託した関わりしろ創出事業『清和の魅力発信マップ作成事業』の「第1回 まちあるき」を2023年8月28日(月)に実施しました。当日は、埼玉県草加市でシェアアトリエを運営している、外部デザイナーの「つなぐば家守舎」の小嶋さん、松村さんを清和にお迎えし、外からの新たな視点で清和の魅力発見にご尽力いただきました。
「第1回まちるき」では、清和地区の中央に位置する東日笠と西日笠を対象に、関わりしろが豊富な3箇所を訪問しました。
1箇所目は「清和小学校教室博物館」を見学させていただきました。「フィールドミュージアム(自然や文化そのものを「資料」「展示物」と考える博物館活動)」を平成15年に三島小学校内の教室でスタートしましたが、閉校となり、2023年4月に清和小学校内に移転しました。教室博物館には、清和地区の生き物や植物などがたくさん展示されており、清和地区の自然豊かな様子が伝わります。
一緒に活動できる未来にワクワクしています。
2箇所目は清和在住の小泉さんが運営するキャンプ場「High Garden」を見学させていただきました。環境を活かした非日常感溢れる空間は、多くの人の憩いの場となっており、清和の新たな魅力スポットです。
幻想的な空間に、終始感動する一同でした。
最後に、清和地区の民話をもとにした紙芝居を制作されている磯部さん、溝口さんに紙芝居「カニの恩返し」を実演いただきました。お二人の息ぴったりの掛け合い、引き込まれるような語り方、目を惹く絵に全員釘づけでした。この「カニの恩返し」は、西日笠地区にある「かに権現」と結びつきがあります。紙芝居は15作品ほどあり、公民館や小学校などで実演を行っているそうです。
紙芝居という文化を絶やさぬよう、後世にも伝えていきたいです。
まちあるきを終えた小嶋さん、松村さんからは「清和の魅力をたくさん発見できた」と言っていただきました。今後も「清和の魅力発信マップ」リリースに向けて、関わりしろのあるスポット、ヒト、コト(アクティビティ)を調査していきます。
日時 | 2023年8月28日(月) |
活動場所 | 君津市東日笠~西日笠地区 |
主催 | 君津市(市民生活部市民活動支援課) |
運営 | コミュニティ清和 |