地域をデジタルで盛り上げる!「おらがわ」3Dプリンタ入門講座を開催しました。

コミュニティ清和は、君津市から委託を受け、清和地域拠点複合施設「おらがわ」に新たに設置された3Dプリンタ(Anycubic社製 Kobra 2 Max)を活用し、3Dプリンタの制作スキルを習得する「3Dプリンタ入門講座」を実施しました。

君津市のメールマガジンで募集告知をしたところ、発信したその日のうちに定員を上回る応募が殺到し、急遽受付をストップするほどの大きな反響がありました。全4回という長丁場でしたが、参加者の皆さんは非常に熱心に、積極的に制作に取り組んでくださいました。

第1回 8月31日 オリエンテーション
第2回 9月7日 データ加工
第3回 9月21日 3Dプリント出力
第4回 10月5日 作品レビュー&フォローアップ

特に、各自持ち帰って進めた制作活動では、主催者側が予想もしなかった斬新な発想で、個人の個性を活かした素晴らしい作品が次々と発表され、スタッフ一同、驚かされました!

今回の入門講座は終了となりましたが、参加者の皆さんの制作意欲は留まりません。講座参加者どうしで協力し、これからも制作活動を進めていくチーム「おらがわデジファ部」を結成しました。今後は、11月の清和地区文化祭に向けて作品展示を進めていくこととなっています。これからの「おらがわデジファ部」の活躍にご期待ください!

「おらがわ」の3Dプリンタは、清和地区のものづくりを支える誰でも使える開かれた設備です。残念ながら今回の入門講座に参加できなかった方にも、ぜひこの機会に「おらがわ」を訪れ、3Dプリンタに触れ、あなたのアイデアを形にするため活用してくださいね。

3Dプリンタとは
3Dプリンタとは、3次元のデジタルデータ(3D CADデータなど)を基に、現実の立体物を造形する機械のこと。「積層造形装置(Additive Manufacturing)」とも呼ばれる。従来の加工方法(切削や金型による成形など)が材料を削ったり流し込んだりするのに対し、3Dプリンタは材料を一層一層積み重ねて立体物を形成。その柔軟性と手軽さから、地域社会の課題解決や、新たな産業・文化の創出といった地域活性化に大きく貢献する可能性を秘めている。

【特徴とメリット】
設計の自由度が高い:従来の工法では難しかった複雑な形状や、中が空洞になっている構造なども比較的容易に作ることができる。
試作(プロトタイプ)を迅速に作成:金型が不要なため、デザインの変更や検証を短期間で繰り返し行うことができ、開発スピードが向上。
少量生産・カスタム生産に強い:一品ものやオーダーメイド品を低コストで製造するのに適している。

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