皆様、こんにちは!9月1日に「第2期実感の循環学校」の第3回が開催されました。気づけば循環学校も折り返し地点です。
清和の暮らしとシゴトづくり実践事業「実感の循環学校」
https://seiwa-town.com/kurashitoshigoto/
午前の部:実感の循環学校1期生 喜多野 悦子さん「循環する家」の見学
循環学校第1期生である喜多野悦子さんが千葉県富津市で建築している「循環する家」を見学しました。喜多野さんは、ご自身が手がけてきた大家業の中で、住居を建てる際に出る自然に還らないゴミに着目。ゴミの出ない「循環可能な材料で家づくり」、「人の生活で出るものが環境を循環する」というテーマで、循環型の暮らしを実践しています。
第2期受講生の皆さんの中にも、循環型の生活や、自然に寄り添う暮らし方に興味のある方は非常に多かったため、みなさん興味津々に喜多野さんの話を聞き、熱心に循環する家の見学をしていました。
喜多野さんが、SNSで建築の様子を発信しているのでぜひチェックしてみてください!
Instagram:https://www.instagram.com/etsuko_kitano/
午後の部:講演「地域の生活支援事業について」(ひと・なかま・まちづくり会社ながら代表 鈴木 孝英 さん)
講演では、高齢化社会における孤独・孤立や高齢者虐待などの課題に対し、ビジネスの力で解決を目指す「商助」の重要性が語られました。「商助」とは、自助・公助とは異なり、ビジネスとしてシニアをサポートする位置付けです。同社のサービス「まごころサポート」では、「会話」を通じた関係性構築を重視しており、シニア層の顧客が抱える真のニーズに応えることで、顕在化していない課題解決に取り組んでいます。また、ITツールも活用し、シニアの声を収集・分析することで、サービス向上を図っていました。地域との連携も強化し、高齢者の幸せな暮らしを支えるビジネスモデルを展開しています。
コミュニティ清和伊藤会長と鈴木さんとの意見交換がなされ、「清和地域における生活支援のあり方」の解像度が上がる絶好の機会となりました。
事業アイデアシートの発表(吉川隼大さん)
受講生のみなさんに、事前に作成いただいたワークシートを発表いただきました。「感謝を伝える宿」や「自然農」、「飲食店」のアイデアなど、いつ・どこで・どのように実現したいか具体的にアイデアを発表いただくと同時に、他の受講生からも「こうなったら面白そう!」「この場所が使えそう!」というアイデアが飛び交い、個々人のアイデアがより具体化されていきました。今後の動きが非常に楽しみです!
まとめ
午前のオプショナルツアーに始まり、本日も非常に熱量・密度の高いイベントになりました。運営側としては、2期生の顔つきが徐々に事業者に変わってきていることを実感した会となりました。残すところあと3回となりましたが、次回も楽しみです!